2月にJiroさんのお宅にお邪魔した際 にお聞きした今年の目標、グランドスラムの中で、最も重要なレースとなるWestern States Endurance Run。感動のイベントを反省しながら振り返ってみたいと想います。珍しく長文です。
Western Statesは100マイルレースとして最も歴史が長く、最高峰。世界中のランナーが数年間応募し続け、運が良ければ出走できるかもという。Jiroさんも6年目にしてやっと夢が実現、そんな記念すべきイベントにダメ元で申請したプレスパスが受理され、Jiroさんに撮影を行いたい旨を申し入れ、ご快諾頂きました。
Jiroさんのレース撮影は過去に、Angeles Crest 100 で2度行っていますが、颯爽とトレイルを走る勇姿の撮れ高ゼロ。今回こそはと、待ち構えるものの、下り基調のコースを爆走するJiroさんを全く追走撮影できず、今回もまた、100マイルレースが醸し出す、あのダイナミックで過酷なレース感に乏しい、エイドステーション中心の構成となってしまう不安がよぎります。
帰宅後、作業を開始するものの、以前から限界を感じていた Chromebookの編集環境ではジタバタしても無理と判明。急遽、 安モンのWindowのラップトップ購入。10年振りのWindow に戸惑いながら、憧れのアドビ Premiereに挑戦するものの、私の低スキルとPCの低スペックをもってして即座にギブアップ。これ以上の遅延は避けたいということで安モンWindowラップトップと使い慣れた編集ソフトにて対応しました。
これら以外にも、今回の反省点は数々ありますが、なんと言いましても撮影素材そのものです。勿論プレスの皆さんの機材は、それなりにお高いものばかりですし、加えて、クルーで参加された皆さんでも、ジンバル+携帯電話で丁寧に画角を確認しながら撮影されており、その手ブレのない動画を見ると、いまだに素手+GoPro の素材は、全くお恥ずかしい限りです。また、途中、今までの酷使に耐えながら、騙し騙し使ってきたNikon1J5がついに故障。私自身を含めたポンコツ機材集団の努力の結晶となりました。
主役であるJiroさんは献身的なクルーによるサポート、日本を代表する強脚ペーサーお二人をも驚かす走りで、見事に23時間35分でゴール。キッチリと結果を出され、今年の大きな目標であるグランドスラム達成にまた一歩前進されました。
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最後になりましたが、この素晴らしい経験をさせて頂いた大会関係者ならびに大勢のボランテアの皆さん、世界から集まったランナーの皆さん、Jiroさん、クルーの皆さん、本当に有難うございました。
また、私に撮影の機会が与えられれば、是非、再挑戦したいと思います。
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こちらも、なんのひねりもない動画ですが、制限時間である30時間の直前(29時間台)にゴールされた感動のランナーの勇姿を集めさせて頂きました。
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